それは会話?一方的なお喋りになっていないか見直そう

先日、某結婚相談所で「お見合いデート実践セミナー」をした際の話です。
私のセミナーは毎回実践セミナーなので、いつも10人前後で開催しています。
この日は、お見合いやデートでの会話に焦点をあてて、1時間半のセミナーを行いました。

その際に実際に質問されたことです。
「先生、お見合いの時にいつも僕は自分の武勇伝を話すんですが、武勇伝を話したら、失敗した時の話もしないといけないのでしょうか?
質問してくださった方は、セミナー開始からずっと熱心にメモをとってらっしゃって、一生懸命さが伝わってきていただけに、なんだか拍子抜けしました。

お見合いの時に女性が何を見て何を聞いているのか

そもそもの話になりますが、

お見合いの際にお相手の女性はあなたの何を見て、何を聞いて、
「素敵だな」とか「う〜ん・・・」と感じていると思いますか?

想像してみてください。
あなたは実際どうですか?
何を見て、何を聞き、どういう時に「いいな」と思いますか?
どういう人に出会った時に「もう一度会いたい」と思いますか?

無意識的なものがあなたを作っています

表情、声色、しぐさ、姿勢が人の全体的な雰囲気を作っています。
あなたはすべて、何の意識をしなくてもこれらを表に出せます。
つまり、お見合いでは「あなたそのもの」で判断されていますし、あなた自身も女性のことを全体の雰囲気で総合的に判断しています。

ものすごく話が合ったとしても不潔な女性や暗い表情をした女性を選ばないでしょう?
女性も同じです。

ですからいくら話を盛り上げようと頑張って汗を流したところで、という話になってしまいますね。
もちろん「話をしよう」「お互いのことを知るために会話しよう」と努力することは大切です。
しかし普段の生活で染み付いた、表情、声色、しぐさ、姿勢があなたの印象を決めていることを忘れないでください。

意識をすることが改善への第一歩です

口角が下がっている日本人は多いです。
下がっていることに気づいていない人も同じくらい多いです。

声色についてはまた別に改善法をご紹介したいと思います。
声もトレーニングでより魅力的にしていくことが可能です。

今、背筋を伸ばしてみてください。
どうでしょう?
猫背になっていませんでしたか?

なってしまうのは仕方がないです。
今日からは、たまに意識して背筋を正したり、口角を上げてみてください。

話の内容よりあなたの雰囲気

さて、冒頭の質問に戻ります。
「自分の武勇伝を話すんですが、武勇伝を話したら、失敗した時の話もしないといけないのでしょうか?」
ここまでお読みになったあなたなら、私が「拍子抜けした」というのも納得いきますね?

お見合いの場で初対面の人と緊張しながら話すのはストレスのたまることです。
そんな疲れやすい状況のもとで、武勇伝なんて話されたって聞いてません。
これだけは言えるのは、いくら素晴らしい活躍を実際にしていたとしても、
話すあなたが自信なさげにハリのない声で話していたとすれば、女性は聞く耳を持たないでしょう。

逆にあなたが女性から武勇伝を話されたらどう思いますか?
考えてみてください。
会話が成り立たず、一方的なお喋りにすぎないですよね。

自慢話は遠回しでも確実なマイナスポイント

しかし、気持ちはよくわかります。
お見合いで相手に良く見られたい、気をひきたい、認めてほしい。
そういう気持ちはよ〜くわかります。
だけど、焦り過ぎです。

もう1つ言うと、お見合いの場で武勇伝を聞かされていい気分をする女性はいません。
そして心配しなくても、失敗談を話す必要はありません。

細かいことが気になっちゃうんですよね。
「どう思われてるんだろう?」=よく思われたいな。
ちょっと頑張ったらすごく印象が良くなるテクニックなんてものがあれば、誰も困っていないと思うんです。

会話は二人でするものですから、あまり思い詰めてガチガチに準備していくと返って逆効果かも。
口角をあげて、姿勢を正すことに意識を向けた方が私はいいと思います。

それでも「会話の内容がまったく浮かばない」と困っている、特に男性は多いですよね。
場所は東京になりますが、日本婚活教育協会の苦手な恋愛が楽しくなる体験スクールというセミナーがあります。
NHKでも紹介された先生のセミナーに無料で参加できます。
テクニックよりももっと身になるお話を聞けると思います。

p.s
武勇伝を準備するくらいなら、口角をあげて笑顔の練習をしましょう。
そのくらい、話の内容はどうでも良いことですよ。
口角をきれいに上げて笑顔ができるようになったら女性からの視線の変化も感じられるはずです。

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