直す方法はある!目を合わせられない癖

「相手の目を見るのが怖い!」
「慣れた人とでも目を見て話すのは苦手」
「どこを見ていいかわからない」

20170316

よくそんな声を耳にします。
男女共に多いですが特に普段仕事で話をしない男性に多いかなと感じています。

これは実際の若かりし頃の私自身の体験です。
過去に婚活パーティーで知り合い、連絡先を交換して連絡を取り合っていた男性がいました。

婚活パーティーは1人につき話す時間は数分。
外見とその数分で相手を「可」か「不可」か判断しなくてはなりません。

ですので、よく相手のことを知らないまま、連絡先交換に至ることもよくあることですよね。
この時、一生懸命にアタックして下さった男性がいました。
好印象だったのでもう一度、その彼と日を改めて食事することになりました。

目を合わせてくれないと話している気になれない

最初の30分はただ恥ずかしくって目を合わせられないのかな、と思っていました。
(婚活パーティーで出会った時もそうでした。)
お店に入って向かい合って食事をし始めても、会話をしているはずなのに…。
あれれ…いくら声が私の方に向かっていても視線が全く合わないのです。

最初は気楽かもしれません。
見られていないので、緊張している私も、こちらを見られないので緊張からくる圧迫感もありませんでした。

しかし、向き合って食事をし、向き合って会話をしているのに、どうして私と目を合わさないんだ、とだんだんと腹立たしくなってきます。
こんなに近くにいるのに、遠くにいる気がしてしまいます。

目を合わせるのが苦手なら向かい合うな

そんなに目を合わせるのが怖いなら、真正面に向き合うようなテーブル席を避けましょう。
もちろん、テーブル席を避けてL字の席だからといって目を合わせなくていいはずはありません。
しかし苦手とわかっていながら、常に真正面に相手がいて自分を見ている状況に、わざわざ追い込む必要はありません。

私は人見知りしないタイプなので、テーブル席でも頑張れますが、それでも最初は緊張します。
最初のデートでは真正面に相手がいるよりも、90度の位置に相手がいる方が落ち着くというのは誰もがそうでしょう。

相手の真正面は、「対立」の位置関係を生みます。
商談や面接の時の位置になります。緊張するわけです。
真剣な話をする時、交渉をする時は効果的なんですけどね。

それに、テーブルを挟む事で距離を生んでしまいます。
食事デートでおすすめの座る位置についてはこちらからもっと詳しくお勉強できます。)

とにかく真正面に座ることで「どこを見ていいかわからない」「逃げ出したい」と思ってしまうのであれば、初回からテーブルでお互いの顔を突き合わせて食事をするのはやめておいた方が良いです。

なぜでしょう?

視線が自分にではなく、あっちこっちにいってしまって余裕のないオドオドしている男性に、女性は恋愛感情なんてわかないからです。

目を見るのが怖いなら目と目の間を見る方法は効果的?

目を見るのが苦手だという男性によくアドバイスとして耳にするのは、
「目と目の間を見ましょう」です。

うーん、これって効果ありますか?

私はあまりこの方法をおすすめしません。
これをやってみて「楽に相手を見れるようになった!」という男性は良いと思います。
しかし、私は今までそんな男性に出会ったことがありません。

「それで改善されましたか?」と聞くと、だいたい皆さん苦笑いです。
その場しのぎにしかならないという意見が多い。

この方法では根本から解決することにはならないんです。
目と目の間を見ていたら緊張と、なんだか酔ってしまってクラクラしてきませんか?
確かに「こっちを見ている」ように見えます。

自分や相手の動きに合わせて視線を動かす

私がおすすめしているのは、自分の動き、相手の動きに合わせて視線を動かす方法です。
たとえば自分がコーヒーカップを手にした、その動きを見れば良いです。

コーヒーカップを見たあと、ずっとコーヒーカップを見つめ続ける人はいませんよね。
自然と視線が元の位置に戻るはずです。
その一瞬でも相手の目を見ましょう。

相手がサラダをフォークで口に運んだ。
「おいしいですね」とその時だけ数秒、相手の目を見る努力をしてください。
もちろん動きの最中に話をしてもいいです。(より自然に会話しているように見えます)
そうして少しずつ、動きの中に相手を見る瞬間を増やしていきます。

「終始どこを見ていいのかわからない」というあなたにはこの「動き」に視線を乗せることで、自分がどこを見ていればいいのか、目安を自分の中で作ることが出来るので、苦手意識の中に【安心感】をまず作り出すことができるはずです。
こうして徐々に相手の目を見る時間を増やしていきましょう。

逃げるのではなくて視線をコントロールして克服していきましょう

目と目の間を見て「相手からは自分を見ている」ように思わせる方法は、その瞬間は乗り越えられても、苦しいです。
デートが終わって疲労困憊…なんてことになっているあなたの未来が心配です。

先ほどもお話ししましたが、やはり「頼りなく」見えてしまいます。
いくら落ち着いた風も装っていても、女性にはわかります。
この人、「目を見られないんだ」と。
正直なところ、「情けなく」映ってしまいます。

3歳児にできることが大人になるとできなくなる

「話す時は相手の目を見て話しなさい」

小さい頃よく母から言われた言葉。
小学校の先生からも言われ続けていた言葉。

あなたもそうではありませんか?
なぜできていたことができなくなるのか。

小さい頃の写真を見てみてください。
屈託のない笑顔。
こんな風に笑うこともできなくなっている…。

仕方のないことかもしれません。
生きていく中で、表情筋の使い方も染み付き、あなたの「癖」になってしまっている今現在の笑顔。それと同じで目を見れなくなったのも何かキッカケがあったはずです。

変えられないことはありません。
克服するための方法は必ずあります。
諦めないで自分に合う方法を見つけましょう。

今のままではだめだということはよくわかっていますよね。
方法が見つけられないならいつでもご相談ください。

東京にお住まいの方は日本婚活教育協会の苦手な恋愛が楽しくなる体験スクールというセミナーがあります。
NHKでも紹介された先生のセミナーに無料で参加できます。
テクニックよりももっと身になるお話を聞けると思います。
参加できる方は一度参加してみてください。

p.s
すぐに変えられたら誰も苦労はしません。
「変わりたい」「改善したい」と思えるだけでも一歩前に進めています。
変えていけるかどうかは、日々の積み重ねです!

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