実家暮らしの独身女性が結婚しないんじゃなくて、できない理由

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上の円グラフは実際に「親との同居の有無別に見た結婚率」に関する調査を厚生労働省が行なった結果です。こちらについてはのちほどお話しします。

「実家暮らしをしていることが結婚率とどう関係あるのか?」を含めて、
実家暮らしの独身女性が結婚できない理由を考えていきます。

首都圏の30~40代の独身女性で、実家暮らしの方の割合は45.5%。
結婚しない女性は実家暮らしの場合が多いとはなんとなく感じてはいましたがここまでだと根深い理由があるもの。

片親であったり、親の介護が必要であったり、家業を継ぐなど、理由がある場合を除いて実家暮らしの独身女性はモテません。
モテないどころか、結婚できません。
このまま実家暮らしでい続ける限り、結婚は遠のくばかり…どうしてだと思いますか?

実家暮らしの女性は幼い考えの女性が多い

よく、「給料が低いから」ということを理由にする女性がいます。
たしかにそうなのでしょう。
正社員ばかりで成り立っている日本ではありません。
年収が300万円以下になると男性の場合は結婚相談所に入会することすらできません。

しかし、どんなに給料が低くても一人暮らしはできます。
「自立する」ということを真剣に考えて人生を歩もうとすれば、
一人暮らしを始めることはできます。
初期費用も20万~30万。都心の場合は50万あれば十分。

なのに、「給料が低いから一人暮らしできない」?
ただの甘えです。
それを理由にすることはあなたの幼稚さをさらしているようなもの。

よく、「手取り20万しかないから無理」という方もいます。
20万あれば十分でしょう、と突っ込みたくなります。

「家賃なんて払ったら、遊ぶお金がなくなる」
「家賃なんて払ったら、好きなものを買えなくなる」

自立することよりも、自分の欲を優先するような女を選ぶほど、男性もバカではありません。

親が反対するから一人暮らしできない

「親が反対するから一人暮らしできない」
という理由もまた幼稚。

あなたもいい大人なはず。
結婚したいのであればまずは自立することから。
「いくらでやりくりしなければならないのか」
ということは、自分一人で生活してみてやっとわかることです。

「そんなのは結婚したら自然とできるようになるわ」

と思っているのかもしれませんが、そういう考えが甘いのです。

一ヶ月の食費の目安が一体どのくらいなのか、知らないですよね?
お母さんがやってくれていることはきっとあなたの知らないことばかりでしょう。

あなたのことを心配して一人暮らしに反対するのでしょうが、
結婚したい、自立したいなら一度しっかりと話し合って認めてもらうことです。

実家暮らしの女性は無駄遣いが多い

まず、ずっと実家暮らしをしてきた女性ですから、経済観念がなくて当たり前なのかもしれません。
何が無駄遣いなのか、わからないのです。
我慢することを知らなかったりもします。

ちりも積もれば山となります。
どういう買い物が自分の生活を潤してくれて、どういう買い物が無駄遣いなのか?
これは一人暮らしをしてみないことにはわからないことです。

実家暮らしの女性は家事ができない

実家暮らしの女性は家事ができません。
「私は料理が趣味!だから家事ができない女にはあてはまらないわ」
という女性もいるでしょうが、家事は料理だけではありません。

まず料理も普段はお母さんが毎日作ります。
実家暮らしの場合、それが自然なこと。
長年そうしてきたので、なんの違和感もなく毎日快適に食事をしていることでしょう。

しかしそんな風景、自立した社会人が見ると苦笑いでしょう。
実家暮らしの女性が「私は料理教室に通っているので」と言ってもプラスにはなりません。

その料理教室に通うお金を一人暮らしの男性は想像してしまうからです。
一人暮らしで習い事に通うとなると家計を圧迫することになります。
「実家暮らししといて料理教室まで通ってんのかよ!」
ドン引きです。

自宅で毎日母親の代わりに料理を作れば練習にもなります。
「それをせずになぜお金を払って習いに行くのか?」
一人暮らしの人からすると、まずそこに疑問を持つことでしょう。

実家暮らしであることで覚悟するべきデメリット

「実家暮らしだ」ということで損をすることがあります。
「全うに生きているし無駄遣いもしていないのに、悪く言われるなんて!」
という意見もよくわかりますが、周囲の目は厳しいもの。
それが嫌なら一人暮らししてみてはいかがでしょうか?

実際にしてみれば、わかるはずです。
今私がお話していることは大げさでもなんでもありません。

マイナスなことを想像される

結婚相手を探していても、「実家暮らし」だというだけで、相手に
「家事ができないんじゃ」「のんびり生活しているんだろうな」
と、本当はそうじゃないのに勝手に想像されてしまうことがあります。

もちろん、お互いを少しずつ知っていく上で解消されるものもあるかもしれませんが、
「実家暮らし」というだけで、色んなマイナスの考えが巡り、相手に興味がわかないということはありえます。

実家暮らしは実際に結婚できないデータが出ている

実際に「親との同居の有無別に見た結婚率」に関する調査を厚生労働省が行ないました。
以下が結果です。

この記事のトップの、【親との同居の有無別に見た結婚率】のグラフをご覧ください。

全ての年代で、実家暮らしよりも一人暮らしの方の方が結婚率は高いです。
20代では大きく差があるのですが、30代~はあまり差がありません。
この結果から何がわかるかというと、適齢期をすぎたらもうそのまま「実家暮らし」の気楽さに甘えて、そこにい続ける女性が多いということです。

「頑張って自立した女になる!」と決めて動くなら早いうちが良いという風にも言えます。
もちろん、遅すぎることはありません。
30歳を過ぎて「親離れすること」「一人で生活すること」を真剣に考えて行動に移すことは、とても大変なこともあるかもしれませんが、それができる行動力と勇気があれば、きっと人間的に豊かになっていくことでしょう。

独身女性の実家暮らしは結婚できない理由の1つ

上の円グラフを見れば、
「実家暮らしに結婚できない理由なんてない!」
とは言い切れないのではないでしょうか?

女性にとってはモテるかモテないか、が問題ではないのです。
結婚相手として選ばれるか選ばれないかが大切。

多くの人にモテなくても、1人に選ばれればいい。
だけどそれはモテるよりも難しいことなのかもしれません。
生活をしていく上での当たり前のことを、当たり前のようにできるかできないか。

たったそれだけなのですが、実家暮らしだと経験しないようなことが、一人暮らしをすることでたくさん経験できます。
親のありがたみもわかるでしょう。

誰かと結婚して家庭を築きたいと思っているのであれば、あなたも自立して色々なことを知り経験することであなた自身をより豊かにし、素敵な女性へと変えていくことが何より近道です。

あなたを見る周りの目も変化するでしょう。
出会いのある環境に行けば、異性からの印象も大きく変化することに、あなた自身も驚くはず。
男女バランスにこだわった、出会いに真剣な方のみの婚活パーティに参加してみましょう。


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